変な夢を見た

30過ぎでも結婚しようとしない私に業を煮やした父親が「お前はホモなのか?」と問い詰めてくる。
心当たりがない私は否定するも、まったく信じてくれない。
信じてくれない父にイライラし、相撲で決着をつけることに。
昔は強かった父も年には勝てず、ころころコロコロと何度も負ける。
あぁ、もうすぐ死ぬんだなと悲しくなる。
何で死んじゃうんだ、死なないでほしいと号泣。
起きる。なんだこれ。


30過ぎで結婚してないのは事実だが、別にホモなのか?と問い詰めてくるような父ではない。
私も別に同性愛者ではないし、そう思わせるようなことをしたこともないと思う。
父は今65歳くらいなはずなので、もうそろそろ死を考える年ではあると思う。
昔は相撲が強かったのかは知らない、相撲をとったことはたぶんない。
職業柄体力はある方だったと思う。でも、今もそれなり何じゃないかな。
10歳くらいの頃から自分がいつか死ぬということが怖くて、
なるべく考えないようにして社会生活を送っているが、実は今も怖いは怖い。
何か答えが見つかるんじゃないかと思って宇宙物理系を目指したこともあったけど、
結局、東大には落ちる程度の頭脳しか持ち合わせていなかったのもあって、
理学系はあきらめて工学系に進んだ。
最近は、自分が死ぬことへの恐怖と共に、
親が死ぬことに対しても恐怖を感じるようになってしまって、
会社内で訃報連絡を見るたびに仕事中にも悲しい気分になってしまう。
号泣なんかしたことないけれど、夢であっても人目を気にせず泣くという行為は、
少し悲しみを癒してくれるということが分かった。
泣くからなのか、普段言いたいけど言えないことを言えるからなのかは分からないけれど。
ぽいずん。