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光源氏もの漫画比較(うさぎドロップ、これは恋のはなし、一緒に暮らすための約束をいくつか、高杉さん家のおべんとう、星川銀座四丁目)

タイトル 源氏物語 うさぎドロップ これは恋のはなし 一緒に暮らすための約束をいくつか 高杉さん家のおべんとう 星川銀座四丁目
作者 紫式部 宇仁田ゆみ チカ 陸乃家鴨 柳原望 玄鉄絢
巻数 54帖 10巻 11巻 2巻 10巻 3巻
年上 光源氏 ダイキチ 内海真一 藤木悟郎 高杉温巳 那珂川
年齢 18歳 30歳 31歳 35歳 31歳 25歳
職業 源氏 会社員 小説家 映像クリエータ 大学助教 教師
年下 紫の上 りん 森本遥 三浦沙那 久留里 松田乙女
年齢 10歳 6歳 10歳 14歳 12歳 12歳
初期の関係 血縁なし 叔母*1 近所の子供 親友の娘 いとこ/未成年後見 生徒
同居/別居 別居 同居 別居 同居 同居 同居
最終的な位置 正妻 結婚/大学生 結婚/専業主婦? 助手? 未定(連載中) 養子/建築士
子供 × × × × ×
性描写 × × ×
テーマ ? 育児 恋愛 ? 地理学 同性愛
年上側の特殊事情 皇族 - 一家心中サバイバー 転勤族 - -
年下側の特殊事情 - 死別 ネグレクト 死別 死別 ネグレクト


幅が狭くて、表が見づらいがCSS編集とかは面倒なのでこのまま。


漫画を読んでいて、これは光源氏ものっぽいと思った漫画が溜まってきたので表にして比較してみた。漫画は5種類と源氏物語で合計6種類で比較。


まず圧倒的に巻数が多いのは源氏物語。まぁこれは時代も形式も大きく異なるので比較するものではないけれど。漫画の中では10巻くらいなのが3種類と、2,3巻なのが2種類。比較的巻数の多い、うさぎドロップと高杉さん家のお弁当は、光源氏もの的な部分は結果的にそうなったというだけであって*2、それぞれ漫画のテーマは育児と地理学だからという気がする。そうすると、これは恋のはなしはそういう別のテーマみたいなのは無いけどちょっと長め。


物語が始まった時の、源氏の年齢。源氏は18歳くらい*3。これはこの中では最年少。星川銀座もちょっと若めだがこれは女性だからでしょうかね。他はみんな30歳過ぎ。このへんは、年下側との年齢差でセンセーショナルな感じにしたいけど年上過ぎないくらいが30歳過ぎくらいなんでしょう。これは恋のはなしと一緒に…いくつかは帯に20歳差!とか強調してた気がする。


年下側の年齢は6歳から14歳。突出して若いうさぎドロップはやっぱり恋愛漫画というより育児漫画が結果的に結婚したという印象を受ける。6歳児に女性としての魅力を感じるのは漫画としてもアウトでしょう。でも10歳に魅力を感じるのは許容範囲に入ってくるらしい。それは、これは恋のはなしに顕著。最終巻で、結局出会った時のあの目に引き込まれて云々みたいな終わり方だったし。高杉さんも、最初出会った時からお人形さんみたい的な女の子としてカワ(・∀・)イイ!!みたいな感想の描写があるし。ティーンに恋をするのは許容されるらしい。


職業。源氏は職業なのかわからないけど貴族とか皇族とかでしょう。さすがに、現代で光源氏物をやるときでも、この設定をそのまま持ってくる人はいないらしい。富豪の息子とかグレード財団の息子とかにすればいいのにね。その職業に付いている人が少なそうな順に並べると、小説家<大学助教<映像クリエーター<教師<会社員、ですかね。うさぎドロップはかなり平凡。家も狭そうな平屋だし。教師系が2種類あるのはどういうことだろう。よく、光源氏ものを無垢な女の子を自分好みに育てる話と言われるけれども、実はこの中で子供を自分好みに育てる描写があるものは少ない。星川銀座はかなり自分好みに育てる傾向が強い。教師だからということもあってか勉強教えるし、針路についても結構誘導するようなところがある。高杉さんも針路についてはいろいろ教育していた。でも、その他についてはあまり自分好みに育てるようなことはしてない。一緒に…いくつかはむしろ教育されるような描写まである始末。


血縁があるのは高杉さんくらいか。他は基本的に他人。大幅に年下でかつ血縁とかだと物語の焦点がぼやけちゃうのでしょう。


同居/別居は同居が多いなぁ。これは恋のはなしは、別居と言っても通い妻状態だし、基本的に同居するね。これは、一緒に生活してる方が物語作りやすいからだろうなぁ。もう現実には存在しないであろう、アパート同居ものの漫画が未だに大量生産されるのはきっとそのせい。めぞん一刻の時代ならともかく、僕らはみんな河合荘の時代になってもまだ似たような舞台設定が多用される。



最終的に結婚して話が終わるのがほとんどだけど、子供ができるのは1つだけ。星川銀座はしょうがないけどね。結婚しましたで終わるのは意外と言えば意外か。なんでだろうね。18歳になって結婚して子供作りましたじゃなんか生む機械みたいな感じがするからか。


対照的なのは、これは恋のはなしと星川銀座四丁目が対照的に見える。これは恋のはなしは、旦那が売れっ子小説家とは言え、高校卒業後結婚してすぐ子供出来て、こう遥側になにかやりたいことことなかったの?っていう気がして生身の人間というよりも舞台装置って感じがしなくもない。星川銀座四丁目は最後建築士になって実務経験を経て独立しましたってところで終わるので、乙女側にむしろ主体性を感じる。というか、湊が家事手伝いして待ってる的な人だし単に入れ替わっているだけで一方が仕事する一方は主婦的な関係はどちらも同じかも。


性描写があるのは、成人向け漫画も書いているお二人。やっぱり基本は描きづらいよねという気はする。


年上側には、特殊事情があったりなかったり。半々か。


逆に、年下側はほぼ親類と死別してるかネグレクトかどっちか。現代ではその状況じゃないと、他人と同居するという状況は不自然でしょうからね。源氏みたいに、気に入ったからとか絶対非難轟々になる。死別、ネグレクト意外に自然に他人の可愛い女の子と同居できるシチュエーションが思いつけばそれはかなりエポックメーキングな漫画になるということですな。えーと、地球に隕石が落ちて自分と10歳の幼女意外が死滅して…私に物語を作る能力は無いらしい…


このはてなの、Amazonモジュール嫌い。このクリックとか、購入とかってこのブログでじゃなくてはてな全体でなのになんか勘違いする人が多い気がする。

源氏物語 湖月抄(上) (講談社学術文庫)

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うさぎドロップ 1巻 (FEEL COMICS)

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これは恋のはなし(1)

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星川銀座四丁目 (1) (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ)

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*1:本当は血縁なし

*2:高杉さんの方は連載中だからどうなるか分からんけど

*3:諸説あるんでしょう